なぜ女性活躍?女性が活躍している企業の飛躍状況

2022年03月27日

こんにちは!

ワイアンドシーカンパニーの大西です。

今回は、『なぜ女性活躍?女性が活躍している企業の飛躍状況』についてご紹介します。


そもそも、なぜ女性活躍だと思いますか??

「男女関係なく、活躍だよね」とたまに言われます。

おっしゃる通りです。

でも、日本は男権社会で、女性として生きてきて社会で働いていると、

「あぁ...これ以上、上は目指せないんだな」

「男尊女卑を感じる」

「せっかくキャリアを築いてきたのに、諦めなきゃいけないんだ」

...と、女性なら一度は感じたことのある社会へのあの気持ち。

若い男性や、若かりし頃に男性も感じたことがあると思います。


『女性活躍』という言葉は、女性だけが活躍するという意味ではなくて、

男性と同じように普通に働ける、プライベート(ライフ:結婚や子育て等の事情)と仕事が

両立できる、この『普通に活躍する』という意味で、これがまだまだ完璧ではありません。


そして、もうひとつ。

弊社でもコンサルティングしております、生理休暇・産休・育休を取る。

これは、女性にとって当然としてなければいけない休暇になります。

なぜか…?

男性と女性では、体の仕組みが違います。

私は持病の治療で生理を止めているのですが、生理がない1か月はとてつもなく快適です。

出血、下腹部痛、腰痛、頭痛、吐き気、寒気などがまったくないなんて、いつまでも働いていられます。

産休は絶対に必要ですが、育休についても絶対に必要です。

男性がだいぶ育児に参加するようにはなりましたが、ご夫婦によりますが、正直まだまだ女性が育児をしています。


このあたりが男女で違いますので、女性活躍という言葉をまずはどんどん広げて浸透させていく必要があります。


ここからは、女性活躍対策をしている企業がどれだけ飛躍しているのかをご紹介します。


<女性役員比率が高い企業ほどROIなどが高い>

世界では、女性役員の比率が高い企業の方が、ROE(株主資本利益率)、ROS(売上高利益率)、ROIC(投下資本利益率)などの経営指標が良い傾向にあります。
グラフにしてみました。↓


<企業の業績と女性役員の比率グラフ>


<女性の目線と現場力が企業業績に貢献する事例もたくさん生まれている>

・株式会社龍角散で1998年以来医療・介護の現場から家庭まで幅広く利用され大ヒットしている服薬補助ゼリーは、福居篤子執行役員が生みの親です。左遷も経験しながら一連の開発で多くの賞を受賞、男性主体の環境のなかから現社長の藤井隆太氏とともに新たなアイデアをカタチにし、業績をV字回復させました。

・株式会社ローソンでは、かつて3割程度だった女性客割合が現在では4割超に変化していること、商品購買の意思決定は女性が握ることが多いことなどから、女性の商品開発者創出に力を入れています。
人気のスイーツ「バスチー」や糖質を抑えた「ブランパン」のシリーズなど、ユニークな商品が目立つほか、首都圏中心に展開している「ナチュラルローソン」の開発チームには女性が多く働いています。

VUCA時代で、多様な人材を組織に向かい入れて一緒に働くことは、経営戦略として必須です。


国もどんどん動き出しております。

とはいえ…。

「わかってるの、わかってるのよ、大西さん。でも弊社はこういう事情や状況なんだ」

これもよく言われます。

ぜひ、お話し頂きたいと思います。

弊社の女性活躍コンサルティングは、まずは現状をお伺いし尊重することからスタートします。


組織は色々なところに色々と紐づいています。複雑にもからまっている。

だからこそ、組織はうまくまわっています。

「女性活躍だから休暇制度やってー!!」と突然押しかけたり、押し付けはしません。 

女性活躍だけやっても、絶対にうまくいきません。

それぞれの企業の現状や本音をすみずみまでお伺いし、きちんと把握して、こちらから現実的な計画を提案させて頂いて、一緒に考え解決していきます。

働きやすいほうがそりゃ人が集まってきます。

経営側と従業員側、それぞれのコンサルティングやサポートをさせて頂きながら、企業と
弊社一体となって進めていきます。

ぜひ、お問い合わせお待ちしております。

y&c Co.(ワイアンドシーカンパニー)

大西 ゆかり

yukaricoco0513@gmail.com